Author: me
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トロント地下鉄
他の記事で簡単にトロントの交通機関について紹介したのですが、今回はもっと詳しく地下鉄の便利さや治安についてエピソードを交えて紹介したいと思います! 1お金 一回の乗車は3.30ドルです。ちょっと高いと思うのですが、乗車から一時間半は追加の料金を払わずに、どの公共交通手段も使えます。そのため、例えばユニオン駅からダンダス駅までショッピングしに行っても、一時間半以内であれば、3.30ドルで往復できてしまいます!この一時間半無料の制度も最近変わったもので、今までは毎回3.30ドル払わなけらばいけなかったので嬉しいです! ニューヨークの地下鉄は、みんな改札を飛び越えることで有名なのですが、トロントでは見たことないです。大体どの駅も駅員さんが見張っているので、賃金を払わないと捕まってしまいます。ただ、忙しい時間帯だと後ろにピッタリくっついて改札を通ることで、無賃乗車しようとする人が一定数います。自分と同時に改札を通る人がいても、そのような人と喧嘩になるのは厄介なので、駅員さんに任せましょう。 2治安 基本的に治安はいいと思いますが、たまにホームレスの方やドラッグを使用している方、レイシストに遭遇することもあります。その場合は、相手を刺激しないように、下を向き目を合わせないようにしましょう。目を合わせなければ、次の号車へ過ぎ去っていくことがほとんどです。 私が一年留学している中で、一番ひどかったのは、全然関係ない座っていた白人の女性に向けて「お前ら白人はクソだ」と人種差別的発言を叫んでいる人でした。それでも、直接殴ってきたり危害が加わる経験はなかったので、安心しても大丈夫だと思います。 ただ、2番線に乗る際は、気を付けることがあります。1番線は、号車間の移動が可能ですが、2番線は号車ごとに区切られているため、危ない人と遭遇しても次の駅まで逃げることができません。2番線に乗る際は、同じ号車に危険な人が乗車していないか確認して、安全そうな号車に乗りましょう。 3信頼度 地下鉄は電車が来る頻度が高く、比較的信頼できる交通手段です。1番線も2番線も5分に一回くらいはきます。日本の駅のように看板に何分後に電車が来るのか表示されていますが、あまり頼りになりません。看板に2分後と書いてあっても、4分後にきたりするので、ホームで待ちましょう。10分以上待つことはないはずです。 また日本より人身事故も少ないため、思わぬ遅延も少ないです。しかし、機材トラブルや点検が多く、電車に乗っている間に急に放送が流れることが多いです。その場合放送で、何駅で止まるかなど教えてくれるのですが、マイクの質が悪く聞き取りずらいです。人の流れを見て、号車のほとんどの人が降りた時は、電車が止まるのだと察しましょう。 4まとめ 確かに日本の地下鉄と比べると、治安は悪いですが使っていると慣れます。これが海外かっ、、って感じです笑。他の都市と比べたら、トロントの地下鉄は本当に良い方なので、ある程度気を引き締めつつ、安心して乗ってください。
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自分は美しいと思うか?
「日本人の美人の基準、厳しすぎないっ?」って私は思う。肌は白い方がいいとか、体重は50kg超えたらいけないとか、目は二重だとか、顔が小さいだとか、永遠と美人への条件がある。こんなにたくさんの条件、当てはまらない方が普通なのに、これらの基準をもとに自分可愛くないって思っている人たくさんいるのではないか? インターネットで街中インタビューを見ていても、自分の顔に8点以上をつける人はなかなかいない。もちろん、社会が多くの基準を女性に押し付けているのだから、ほとんどの人は自分に自信を持つことが難しいのも分かる。だけど一度、自分は美人でないと落ち込む前に、日本社会の美の基準に疑問を抱いてほしい。 英語では美の基準のことを「Beauty Standards」という。 日本に独特の美の基準があるように、国によってBeauty Standards は違う。南米の国の多くは、お尻が大きい女性を魅力的だとする。ヨーロッパや北米の女性の間では、肌を焼きこんがりとした色にするtanが魅力的である。そのほかにも、北米の歯並びの綺麗さ、小さい鼻が魅力的だとする国など様々だ。このように、一定の特徴が好まれるBeauty Standardsが存在することは否定できないが、人種が交わる北米には美に対する特別な考え方がある。 それは、皆それぞれの「美」があるということ。どんなに体重が重くても軽くても、二重でも一重でも、鼻が小さくても大きくても、どのような特徴を持った人でも、皆美しいというのだ。私はこの考え方がとっても素敵だと思う! 北米では、多くの人が幼い頃から「あなたは美しい」と親や先生、親戚から褒められる環境で育つ。だから、社会の美の基準はあれど、それは自分が美しいかとは全く関係ないと考えるのだ。Beauty Standardsに沿わなくても、自分が美しいと考えれば、美しくいれるのだ。 そんな社会で生きる彼らは、世間の目を気にして服装や見た目を決めたりしない。どんなに体重が重くても、ミニスカートを履くし、お腹を出す服装をしてもいい。そして誰もそれを指摘したりしない。なぜなら、自分はどういう格好でも美しいし、自分の好きな服を着てHappyな時こそ、最高に美しいから! 留学後日本に帰国し、私も美の基準が変わったのだと気付かされた。「皆美しい!」という価値観の社会で一年過ごし、行動も考え方も全て変わっていた。日本では絶対に履かなかったミニスカートを履いた。お腹を出すファッションもした。可愛すぎると思っていたリボンもつけ始めた。メイクも、髪の毛も全て自分がしてみたかったことをした。 自分の好きなものを着て、自分は綺麗だと思えることは幸せだった。着痩せのために服を選ぶのではなく、自分が好きな服を着るというのは、思っていた以上に私に活力を与えた。大嫌いだった自分の体型も、少しずつ受け入れることができた。気に入らなかった鼻も少しずつ自分の一部として好きになることができた。少しずつ自分の価値観が変わっていき、自分がどんな姿でも綺麗だと思えた時、肩から荷が降りたように人生が楽になったように感じた。 自分のことを綺麗だと思えることは、毎日の活力になる。行きたくない大学もバイトも、好きな格好をして自分が綺麗だと自信が持てると、不思議と頑張れる。「美しい」ことがこんなにも生きる活力を与えてくれるのだから、一人でも多くの日本人の女性に自分は美しいって思ってほしい。 日本でもBeauty Standardsとして、肌の白さ、目の大きさ、スタイルなど基準があってもいい。ただ、自分がその美の基準に沿わなくたって全然いい!ってことを知ってほしい。 自分は美しいって思えた時に、人は一番美しいのだから。
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トロント交通手段
トロントの公共交通手段はかなり整っており、バスや地下鉄を使いトロント市内を回ることが可能です!私もカナダの一年の留学中、車がなかったのですが、特に不便なことなく移動することができました。今回はそれぞれの公共交通機関の使い方や種類を紹介したいと思います! カナダの公共交通機関に乗るためには、さまざまな支払い方法があります。数日間の旅行の場合、クレジットカードやデビットカードを乗車前にタップすることで支払うこともできます。しかし長期滞在の方へのおすすめは、プレストカードの購入です。 プレストカードとは、日本でいうPasmoやSuicaなどのICカードのことです。shoppers drugmartなどの薬局や、カスタマーサービスセンター、駅内の自販機で4ドルで購入することが可能です。 プレストカード購入は特にフルタイムの学生におすすめです。サービスカウンターで申請することで40%引きを得ることができます。 2. 地下鉄 トロント市内にはTTCという地下鉄が主に2本通っています。トロントの地下鉄は、日本ほど細かく分布していないため、エリアを移動する際に便利です。例えば、ユニオン駅からダウンタウンやヨークエリアなどの移動に使います。 黄色の1番線が南北をつなぐ地下鉄で、緑色の2番線が東西をつなぐ地下鉄になっています。一回の乗車は3.30ドルで、そこから一時間半は追加料金なしで利用できます。 地下鉄に乗る際は、日本のように改札でプレストカードやクレジットカードをタップすることで乗車できます。降りる際は、タップする必要はなくそのまま改札を出ることができます。 地下鉄は、決まったルートに頻繁に電車が来るため、トロントの中でも信頼性のある公共交通機関だと言えると思います。 個人的には、他の交通機関を使うよりかは、ちょっと歩いて地下鉄を使うことが多かったです。 3.ストリートカー トロントのストリートカーは、ダウンタウン市内を主に繋いでいます。そのため、ダウンタウンエリア内の移動に利用するのがおすすめです。 ストリートカーに乗車後、プレストカードやクレジットカードをタップすることで、乗ることができます。正直賃金を払っているかどうか確認が難しいため、以前は無賃乗車をする人が多かったのですが、最近取締が厳しくなり、ストリートカーでも賃金を払う人が多くなりました。fare inspector(無賃乗車取締警備員)が、ストリートカーに乗ってきた場合、タップしたカードを機械に通し、賃金を払った証明をする必要があります。 4. バス バスは主に、住宅街を移動する際に便利です!ストリートカーと地下鉄が通っていない地域はバスを利用することができます。どの路線なのかにもよりますが、多くて5分に1回、少なくても20分に1回はバスが来ます。 バスも他の交通機関と同じように、前から乗り、乗車の際にカードをタップします。 日本のバスと違い、自由気ままな運転手が多いので、道を間違えてしまったり、事故判断で別のルートを通ったりする場合が多いです。その場合でも、できるだけ元のルートに戻る努力をしてくれるので、安心して乗ってください。ちょっとバス停をスキップされる時もありますが、仕方ないと割り切りましょう。 5. Goバス Goバスはトロントの高速バスで、地下鉄とGoトレインが繋げれていない場所を、繋げてくれます。例えば、ミササガのSquare oneショッピングモールからトロントなど、長距離の移動をする際に便利です。 高速バスですが、事前の予約などは必要ないので、バス停で待ち、普通のバスのように乗ることができます。 2階建てのバスと、1階建てのバスがあります。思考が幼いかもしれませんが、2階建てのバスからの景色が結構いいため、アトラクションみたいで楽しいです。 6.Go Train Goトレインは、地下鉄よりも広い範囲の移動に便利です。トロントの東西南北のエリアに住んでいる人はよく通勤にGOトレインを使います。私が使っていたwest harber go路面では、日本のように、特急列車と普通列車がありました。 乗る際は、駅のホームの近くにある緑の機会にカードをタップします。他の交通手段と違いGOトレインのみ距離に応じて値段も高くなるので、降りる時にも機械でタップする必要があります。 私の使っていた路線は一回6ドルほどだったのですが、一度降りる時の機械が壊れておりタップできなかったので、終点まで乗った扱いになり15ドル請求されました(泣)。 電車は2階あり、席も広く、ほぼ毎回座れるので新幹線と似たような感覚です。 この時は、ジュラシックパークのテーマの電車もありました! まとめ トロントの交通機関はとても充実しており、車なしでも生きていけるくらい便利です!ぜひ目的に合わせてそれぞれの交通機関を活用してください!